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【巣鴨中学校】「*(警告)マーク」に負けない。赤点から逆転するための数学戦略

2026/4/14

豊島区の伝統ある進学校、巣鴨中学校。 巣鴨の成績管理は非常に厳格です。定期試験のたびに、1年生からの全成績が一覧になった資料が配布されます。基準を下回ると赤文字になり、そこには「*」という警告マークが。

「進級が危うい」「周りが優秀すぎて自信をなくした」 そんな切実なご相談を、これまで数多く受けてきました。しかし、あえて最初にお伝えしたいのは、「絶対に諦めないでください」ということです。

1. 巣鴨という「環境」の捉え方

成績が振るわない時期、多くの生徒さんや親御さんは「別の学校にすればよかった」「周りが頭良すぎる」と仰います。確かに、中には「化け物級」に数学ができる生徒がいるのも事実です。

しかし、巣鴨に合格した時点で、お子様には間違いなく高いポテンシャルがあります。今はただ、巣鴨の「爆速カリキュラム」と「自分自身の学習リズム」が噛み合っていないだけなのです。

2. 「赤点5個」からの逆転劇

かつて、1回の試験で5つ以上の赤点が付き、「もう学校をやめるしかない」と思い詰めて相談に来られた生徒さんがいました。 そこから一つひとつ、崩れた基礎を立て直し、学習リズムを整えた結果、彼は無事に高校進学を果たすことができました。

巣鴨には明確な進級基準がありますが、それは「落とすための試験」ではありません。必要なのは、戦略的なアプローチです。

3. 攻略の鍵:応用への「深追い」をやめる

年度によって教材やオリジナルプリントの比重は変わりますが、共通して言えるのは「基礎の構築がすべて」という点です。

巣鴨の定期試験には、確かに骨のある応用問題も出題されます。しかし、点数を安定させる近道は、応用で満点を狙うことではなく、「基礎問題での失点をゼロにする」ことにあります。 専門家の目で「どこが抜けているか」を正確に分析し、まずは確実に取れる問題を増やす。応用はその次のステップです。

4. 「毎日1時間」の効率的なリズム作り

爆速で進むカリキュラムに「試験前だけ」の勉強で立ち向かうのは不可能です。

  • 学習リズムの固定化: 毎日最低1時間、数学に触れる時間を必ず作ること。

  • 副教科を捨てない: 進級基準には副教科も含まれます。最低限の対策は欠かさないようにしましょう。

最後に

巣鴨での生活は、時に厳しい修行のように感じるかもしれません。 でも、その厳しさを乗り越えた先に得られる力は、一生の財産になります。

「*マーク」が並んだ成績表は、終わりを告げるものではなく、「やり方を変えるタイミング」を教えてくれる合図です。まずは深呼吸をして、目の前の基礎一問から、一緒に立て直していきましょう。